寒暖差アレルギーに効く!
寒暖差アレルギーにならない為の努力は、次かもしくはその次の季節の変わり目に必ず結果として現れます。現れ方には個人差はあると思われますが、まずは自分の日常を意識することが重要です。
とは言え、すでに寒暖差アレルギーを起こしてしまった場合に、世間で「効く!」とされるものを一気に紹介します。
鼻の症状に関して、鼻水や鼻づまりを放っておくと集中力が無くなり、不眠やイライラの原因にもなり兼ねません。風邪ではないので花粉症同様、鼻の粘膜に効くお薬を病院で処方してもらうなど早めの対処をすると良いでしょう。
お薬が苦手な場合は、ツボで解消してみては?
鼻づまりなどは鼻を温めてあげると良いとありますが、マスクをする以外にはツボを刺激するのも効果的です。鼻がスゥ~っと楽になります。
「迎香(げいこう)」と言うツボが小鼻の両脇にあります。そこを指の腹の部分で少々強めにもみ込んでください。
「清明(せいめい)」と言うツボは、鼻筋の上部、目頭のあたり(鼻の付け根)にあります。「迎香(げいこう)」から「清明(せいめい)」までを指圧していきます。
頭にもツボはありますよ。
耳と鼻のそれぞれの位置から、頭のてっぺんまで指で線をひいて交差した部分に「百会(ひゃくえ)」と言うツボがあり、その「百会(ひゃくえ)」とまゆ毛の間のちょうど真ん中に「上星(じょうせい)」と言うツボがあります。これらを同時に指圧しても一つずつでもどちらも効果的です。
ではここで、とっておきのツボを紹介しましょう。
手のひらを下に置いて、手首の関節の中央から指3本分上に「外関(がいかん)」と言うツボがあります。押してみてグッと痛いところがそれです。 この「外関(がいかん)」は基本的にめまいや耳鳴り、慢性肩こりなどに効くツボとして有名なのですが、実は体にとっての外気センサーでもあるそうです。ここが冷えると血行が悪くなり、体全体をも冷やすことになってしまうと言います。 何がとっておきなのかと言うと、この「外関(がいかん)」を含む手首の辺りを反対の手のひらで擦る(こする)だけでいいのです。やってみるとすぐに分かると思います。身体全体が何やらポカポカと温かくなりますから。
まずはここを冷やさないのが1番ですが、体が冷えたなと感じたらやってみてください。そして寒く無くても、朝起きた時に乾布摩擦(かんぷまさつ)ならぬ外関摩擦(がいかんまさつ)を日常に取り入れてみると良いでしょう。 常に体が冷えなければ、自律神経の誤作動も起きにくくなると思いますよ。
あと、鼻の機能を正常に保つための食べ物を紹介します。
みかん、いちじく、シソ、ビワの葉、豚肉、黒豆、黒ゴマ、山芋などです。 これらは中医学(中国医学)で鼻水の症状は肺に関係し、抵抗力、免疫力の弱さは腎臓に関係すると言われるため、それぞれの器官に効くとされる食べ物だそうです。
寒暖差アレルギーは自律神経の誤作動だと言っていますが、自律神経の乱れは他にもさまざまな不調を生み出すことを肝に銘じて、生活習慣や食生活をしっかり見直してみるとよいでしょう。
あなたの身体はあなたのものですからね。自分を労わってあげてください。