寒暖差アレルギーってどうやって見分けるの?
季節の変わり目に、熱も出ない、花粉も無いにも関わらず、くしゃみ・鼻水・頭痛など、訳も分からず苦しんでいたという人、もしかすると「寒暖差アレルギー」かもしれませんよ。
「季節の変わり目」「体調不調」「風邪」「鼻水」…こんな感じのキーワードで、病名を調べたことある!なんて人もたくさんいるように思われますがどうでしょうか?そんな人にはきっと納得のいく話だと思うのですが…。
寒暖差アレルギーというものがあると分かった以上、自分がそれに当てはまるかどうかで今後の過ごし方や対応が決まるといっても過言ではありません。むやみに風邪薬で治そうとしたりしなくて済むのですから。
では、風邪や花粉症と寒暖差アレルギーの見分け方を探ってみましょう。
まずは鼻水・くしゃみ、もしくは咳・頭痛が起きているとします。
質問2.寝起きや外出(もしくは寒暖差のある部屋からの移動)にくしゃみは出ますか?
質問3.熱はありますか?
質問4.花粉が飛ぶ季節でもないのに、鼻がムズムズしますか?
質問5.目は充血していませんね。
以上5つの質問がすべて「はい」なら、それは寒暖差アレルギーかもしれません。
ここでのポイントは「目の充血」です。
アレルギー物質によって起こる反応は、鼻も目も反応します。鼻の血管が腫れ上がると同様、目も充血するのです。
寒暖差アレルギーは鼻の暴走から出る症状なので、目には関係なく充血はしません。
鼻水が透明であるかは、細菌やウイルスによる風邪なら透明では無いからです。ひき始めは透明でも、ひき込んでしまう、もしくは治りかけになると濁った鼻水が出ますよね。花粉症の場合は同じ鼻炎なので透明なので比較は出来ません。
自律神経の誤作動による不具合なので、熱は出ません。ただし、激しい咳によって気管支が炎症を起こす場合があるので、そういう時は発熱もあるかと思われます。
花粉も無く、何に反応しているのかさっぱり見当が付かない時は寒暖差かもしれませんが、季節によってカビやハウスダストに反応することもあるので、一概には言えませんね。
そして寒暖差アレルギーの直接的な原因である、「急激な気温差」を体感してしまう行動、もしくはそのような季節であることも重要なポイントです。
このようにアレルギー体質でない場合は、非常に分かりやすく判断しやすくもありますが、何かしらのアレルギーを持っていると少々判断しにくいかもしれません。 どちらにしても、症状を出さないための方法がちゃんとあるので安心してくださいね。